“El Espíritu De La Colmena”（Víctor Erice Aras, 1973）

投稿日: 2016.03.312016.07.30 投稿者: OctopusWiener

Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

映画“El Espíritu De La Colmena”（Víctor Erice Aras, 1973.10.08）を観ました．

内戦の終結直後，独裁政治の始まる1940年のスペインを舞台として，
一人の少女が体験する現実と空想の交錯した世界を描き出した映画．
言語表現は少なく，官能的で詩的な美しさをまとった映像が印象的．

私の存在を外へ呼びかけ続けている．その声を聞く人はいるのだろうか．
働き続けるミツバチの羽音が聞こえる．疾走する汽車の響きが聞こえる．

無表情と分類される顔の裏側でも，脳は絶え間なく活動している．
中性的で神秘的な表情．外側から見て分からないその内部構造を，
内側から見て理解出来るわけじゃない．意味は経験から生まれる．

花実草樹 in 日光その2

投稿日: 2016.03.292016.04.05 投稿者: OctopusWiener

栃木県日光市で散歩．出会った植物についてのメモ．

【和名】ミツマタ（三椏）
【英名】Oriental paperbush
【学名】Edgeworthia chrysantha
【分類】ジンチョウゲ科ミツマタ属
【花言葉】「強靭」など
《撮影地》国道121号線

【和名】フキノトウ（蕗の薹）
【英名】Japanese Butterbur
【学名】Petasites japonicus
【分類】キク科フキ属
【花言葉】「待望」など
《撮影地》国道121号線

【和名】サクラソウ（桜草）
【英名】Primrose
【学名】Primula sieboldii
【分類】サクラソウ科サクラソウ属
【花言葉】「初恋」など
《撮影地》龍王峡

【和名】ショウジョウバカマ（猩猩袴）
【英名】Japanese hyacinth
【学名】Heloniopsis orientalis
【分類】ユリ科ショウジョウバカマ属
【花言葉】「希望」
《撮影地》龍王峡

写真以外の記述は，こちらを参考にしています．
ありがとうございました．

花実草樹 in 日光その1

投稿日: 2016.03.272016.04.02 投稿者: OctopusWiener

栃木県日光市で散歩．出会った植物についてのメモ．

【和名】フクジュソウ（福寿草）
【英名】Far East Amur adonis
【学名】Adonis ramosa
【分類】キンポウゲ科フクジュソウ属
【花言葉】「幸福」など
《撮影地》県道249号線

【和名】クロッカス
【英名】Crocus
【学名】Crocus
【分類】アヤメ科クロッカス属
【花言葉】「青春のよろこび」など
《撮影地》県道249号線

Photo_160327_3

【和名】ネコヤナギ
【英名】Rosegold pussy willow
【学名】Salix gracilistyla
【分類】ヤナギ科ヤナギ属
【花言葉】「自由」など
《撮影地》清水屋旅館

写真以外の記述は，こちらを参考にしています．
ありがとうございました．

“Sous le Sable”（François Ozon, 2000）

投稿日: 2016.03.232016.03.26 投稿者: OctopusWiener

映画“Sous le Sable”（François Ozon, 2000.09.11）を観ました．

結婚25周年を迎えようという時に，突如夫が失踪する．
その不在に喘ぐ妻の心情を上品に描いたフランス映画．

有り余る存在感が万物となって愛する人を満たす．
その人の重みで穴の空いたような欠落感が生じて，
ブラックホールのように人を精神世界へ引き込む．
ただし幻はいかにリアルな状況下でも何もしない．

パートナーの微妙な変化に気づいた時どうすべきか．
御座なりの理由を想定して深入りしないでおくのか，
慢性的な原因に怯えつつ勇気を出し聞いてみるのか．
どちらが正解なのかは時間ですら解決してくれない．

cafe du lievre うさぎ館（＠東京都武蔵野市）

投稿日: 2016.03.212016.03.24 投稿者: OctopusWiener

夜のお食事に，cafe du lievre うさぎ館（＠東京都武蔵野市御殿山）へ．
井の頭公園の緑に囲まれたガレットとクレープの専門店．
写真は食べログの方が綺麗なので，上のリンクへどうぞ．

吉田キミコが主催するカフェだけあって，異世界に踏み込んだかのような内装．
こぢんまりとした調度品とメルヘンチックな雰囲気が受けるのか女性客が多い．
ガレットとクレープの生地は見た目以上に香ばしくて柔らか．
喉に爽やかなシードルやジンジャエールがぴったり合う料理．

2人で¥2,000ほど．たいへん美味しゅうございました．
ごちそうさまでした．

漢の「だし巻き玉子」

投稿日: 2016.03.192016.03.24 投稿者: OctopusWiener

御八つに「だし巻き玉子」を作ったので，レシピをメモしておきます．

【材料】2人前（男性1人前）

鶏卵	3[個]
出汁	90[ml]
薄口醤油	小さじ1/2
塩	適量
サラダ油	適量

卵白を切るようにして鶏卵を箸で溶く．
冷ました出汁・薄口醤油・塩を鶏卵に加える．
キッチンペーパーにサラダ油を染み込ませておく．
卵焼き器を強めの中火で熱し，キッチンペーパーで多めに油を引く．
箸の先で卵液を少しだけ垂らして，鍋の温度を確認する．
卵液の1/4を注いで全体に広げ，表面が固まったら端を箸で切る．
気泡が出てくるので，箸で叩きながら潰していく．
奥から剥がして，鍋を振りながら手前へ巻き込んでいく．
鍋の奥と手前に油を引きなおし，巻いた卵を奥へ寄せる．
卵液は巻いた卵の下まで行き渡らせて，5〜9を繰り返す．
全て焼き終わったら，巻き簀にとって冷ましておく．
出来上がり！

漢の「かぼちゃの煮付け」

投稿日: 2016.03.152016.04.02 投稿者: OctopusWiener

御八つに「南瓜の煮付け」を作ったので，レシピをメモしておきます．

【材料】4人前（男性2人前）

南瓜	400[g]
水	200[ml]
濃口醤油	大さじ2
味醂	大さじ2
料理酒	大さじ2
砂糖	大さじ2

南瓜の種とワタを除き，一口大に切る．
鍋の底に南瓜を敷き詰め，水・濃口醤油・味醂・料理酒・砂糖を入れる．
中火にかけて沸騰したら，アルミホイルで落し蓋をして弱火におとす．
鍋蓋をして10分間煮込んだ後，鍋蓋と落し蓋をはずして火を止める．
一度冷ました後，もう一度温める．
出来上がり！

今回参考にしたのは，マーサさんのレシピ（cookpad）です．
ごちそうさまでした．

『夏の終り』（熊切和嘉, 2013）

投稿日: 2016.03.132016.04.10 投稿者: OctopusWiener

映画『夏の終り』（熊切和嘉, 2013.08.31）を観ました．

年上の男による穏やかな包容と，年下の男による激しい情熱．
その両方を求める女性の身勝手さと男のズルさを描いた映画．
小説『夏の終り』（瀬戸内寂聴, 1966）が原作．

てよだわ言葉に代表される女性語が強烈に性意識を引き立てる．
現代の自立よりも近代の家庭が想起され，男性の姿がちらつく．
蜘蛛の糸のように纏わりつく語り口が，人を惹きつけては縛る．

色彩のコントラストが強いためか湿度や温度感が色濃く表れていて，
じめじめした大気が情欲から逃れられぬ男女の性を突きつけてくる．
扇情的な振る舞いは諸刃の剣．そうやってできた傷口を舐めあって，
動物的な知性を結晶化し，「だって、愛してるの。」と語り続ける．

“Things You Can See Just by Looking at Her”（Rodrigo García, 2000）

投稿日: 2016.03.072016.04.09 投稿者: OctopusWiener

映画“Things You Can See Just by Looking at Her”（Rodrigo García, 2000.01.22）を観ました．

介護・中絶・育児・病気・盲目といった葛藤を抱える女性たちの
少しずつ絡み合う五つのストーリーで構成されたオムニバス映画．
暗い画面構成が中心．独りでいる女性の些細な表情の変化が見所．

「所詮は他人」という認識が強くなり，親しい人が離れていくように感じる．
関係を長く保ちたいがために，多くを語らず，嘘を吐き，想いを胸に秘める．
その親しい他人も，互いの距離を知ってか知らずか，目を合わせてくれない．

親しい他人が遠ざかった隙間には自ら選び取った寂しい孤独が生まれている．
そんなとき赤の他人がよく喋る．こっちの気も知らないで．勝手なもんだが，
直面できなかった現実を言語化してくれる．独り相撲に新しい風を吹き込む．

漢の「ピーマン春雨」

投稿日: 2016.03.032016.04.02 投稿者: OctopusWiener

御八つに「ピーマン春雨」を作ったので，レシピをメモしておきます．

【材料】2人前（男性1人前）

緑豆春雨	50[g]
ピーマン	3[個]
赤唐辛子	1[本]
胡麻油	小さじ1
豚挽肉	100[g]
濃口醤油	大さじ1
料理酒	大さじ1

緑豆春雨を固めに茹でた後，ざるにあげたら一口大に切る．
ピーマンを5[mm]幅に切り，赤唐辛子を小口切りにする．
温めたフライパンに胡麻油を入れ，豚挽肉と赤唐辛子を中火にかける．
火が通ったら，ピーマンと緑豆春雨を入れて炒める．
炒めすぎないように注意しながら，醤油と日本酒を加える．
出来上がり！

今回参考にしたのは，スノウさんのレシピ（cookpad）です．
ごちそうさまでした．

2016年3月
日	月	火	水	木	金	土
		1	2	3	4	5
6	7	8	9	10	11	12
13	14	15	16	17	18	19
20	21	22	23	24	25	26
27	28	29	30	31