“El Espíritu De La Colmena”(Víctor Erice Aras, 1973)


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映画“El Espíritu De La Colmena”(Víctor Erice Aras, 1973.10.08)を観ました.

内戦の終結直後,独裁政治の始まる1940年のスペインを舞台として,
一人の少女が体験する現実と空想の交錯した世界を描き出した映画.
言語表現は少なく,官能的で詩的な美しさをまとった映像が印象的.

私の存在を外へ呼びかけ続けている.その声を聞く人はいるのだろうか.
働き続けるミツバチの羽音が聞こえる.疾走する汽車の響きが聞こえる.

無表情と分類される顔の裏側でも,脳は絶え間なく活動している.
中性的で神秘的な表情.外側から見て分からないその内部構造を,
内側から見て理解出来るわけじゃない.意味は経験から生まれる.

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