心理学の独習 その2


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個人的な興味から,また公務員試験に向け,
引き続き心理学を本格的に勉強しています.

独習に使用している参考書・教科書を追加.

  1. 『New Liberal Arts Selection』シリーズ(有斐閣)
    <参考書>心理学,社会心理学,認知心理学,
  2. 『コンパクト新心理学ライブラリ』シリーズ(サイエンス社)
    <参考書>2.学習の心理,5.性格の心理,7.教育心理学,15.心理学史,
  3. 『ライブラリ 実践のための心理学』シリーズ(サイエンス社)
    <参考書>3.家族の心理,5.環境心理学

現代の様々な研究分野が,心理学を背景に整理されています.
人間の研究活動が社会問題をどう解決しようとしてきたのか,
基礎をしっかりやると,昔読んだ本も違った角度で読めます.


ここで紹介している書籍は応用編です.
基礎編をお探しの方はこちらへどうぞ.

カテゴリー: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/category/book/" rel="category tag">読書 Book</a> タグ: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e5%9b%bd%e5%ae%b6%e7%b7%8f%e5%90%88%e8%81%b7/" rel="tag">国家総合職</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e5%bb%ba%e7%af%89%e5%ad%a6/" rel="tag">建築学</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e5%bf%83%e7%90%86%e5%ad%a6/" rel="tag">心理学</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e6%95%99%e8%82%b2%e5%ad%a6/" rel="tag">教育学</a> コメントする

心理学の独習 その1


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個人的な興味から,また公務員試験に向け,
心理学を本格的に勉強することにしました.

独習に使用している参考書・教科書を整理.

  1. 『試験に出る心理学』シリーズ(北大路出版)
    <参考書>一般心理学編,社会心理学編,臨床心理学編,心理測定・統計編,
  2. 『心理学』第4版(東京大学出版会)
    <教科書>
  3. 『新スーパー過去問ゼミ 4』シリーズ(実務教育出版)
    <参考書>専門分野 教育学・心理学
  4. 『技術系よくでる』シリーズ(実務教育出版)
    <参考書>心理学の頻出問題【改訂版】

基本は1を繰り返す.基礎知識の吸収・定着から応用まで.
その後2で補足情報を仕入れつつ視点を変えて知識を整理.
さらに3と4で演習問題を解きつつ試験対策を進めています.

高校で習った「倫理」や大学で習った「建築計画」「環境心理」
両親に教わった「教育」「人材育成」などの分野を内包しており
覚える内容は多いものの,肌にあう学問なのか苦にはなりません.
人間を扱う学問に携わるなら,心理学を学んで損はないでしょう.


ここで紹介している書籍は基礎編です.
応用編をお探しの方はこちらへどうぞ.

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『臨床ユング心理学入門』(山中康裕, 1996)


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『臨床ユング心理学入門』(山中康裕, 1996)を読んで,まとめを書きました.

isbn9784569553399

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DESC法|気持ちにひと工夫


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言葉を重ねれば重ねるほど,他人から遠ざかっていく感覚に襲われる…
言いたいことが言えない一方,言わなくていいことを言ってしまう…
他人の言動にストレスを感じて,どうしてよいか分からなくなる…

…こんな時に使えそうなコミュニケーションのモデルを見つけました.


どれだけ頑張っても,変えられるのは自分の言動だけなので,
まずは自分のコミュニケーションの仕方を分析してみます.

  1. 閉塞的    : 自分の主観を抑えて,相手を立てる
  2. 攻撃的    : 自分の主観を宣言し,相手を抑える
  3. アサーティブ : 互いの意見を尊重し,譲りあいを目指す

高校卒業までは1をしてばっかりだった僕でしたが,
大学入学からは2を鍛えないとやっていけませんでした.

1と2を交互にすればバランスがとれるわけではなく,
コミュニケーションが上手くいかない場面が存在します.

距離を図りあう他人同士が親睦を深めていくためには,
3が必要なのだと,今日ようやく思い至りました.

アサーション(3の態度)について整理します.

  • 誠実:相手に対してだけでなく,自分の気持ちにも向き合う
    • 自分の感情や思考を把握する必要がある
    • 自分の中で自由に吐き出してみる
    • 時間があるなら書き出してみるいいかも
  • 対等:相手が誰であっても,人としては対等であると考える
    • 思い込みに縛られていないか振り返ってみる
    • 相手がどう思うかは相手の決めること
    • 相手に影響を及ぼそうなんて烏滸がましい
  • 率直:相手に分かるように,気持ちや要求をきちんと伝える
    • 肯定的に切り出してみる
    • 全てを一気に言う必要はない
    • 即時解決に拘らず短時間で切り上げる
  • 責任:自分の言動によって起こる結果に対して,責任を持つ
    • 考えを途中で変えてもいいし失敗してもいい
    • 大切なのは”I”メッセージ
    • 人のせいにしないで自分”I”を主語にして伝える

アサーションを用いることで,無理に性格を変えようとせずに,
「自分がどう感じて」「相手にどう伝えるか」の積み重ねを意識すれば,
円滑な人間関係を構築し,日々のストレスを軽減することが出来そう.

アサーションの実践を目指したDESC法について,ステップ毎にまとめます.

  1. Describe:事実を客観的に指摘する
    • 事実のみを客観的に簡潔に述べる
    • 相手の意図や性格には言及しない
  2. Express & Empathize:気持ちや考えを表現する
    • 攻撃的になって相手を責めることはしない
    • 共感や自分が改善できることも伝えてよい
  3. Specify & Suggestion:要望を具体的に提案する
    • 現実的に出来そうなことを具体的に提案する
    • 相手の性格を変えるようなことを望まない
  4. Choose & Consider:結果への対処を考える
    • 望ましくない結果についても想定しておく
    • 脅しにならない範囲で妥協案を提示してみる

最後に,具体例を紹介しておきます.

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

友達と4人暮らしのKさん.
今日の晩御飯を何にしようか,みんなで決めることに.
Kさんは一緒にご飯を食べたいんだけど,
絶賛金欠中のため,自炊したいと思っている.
そこにYさんが外食を提案する.

Y「今日は焼肉屋に行こう!」
K「焼肉か…¥5,000くらいかかるなぁ」
K「一緒にご飯食べたいけど,金欠で外食には行けないんだ…」
K「今日は家で晩御飯を作ろうよ」
Y「そっか…でも今日はがっつり肉食べたいなぁ」
K「うーん…じゃあさ,ホットプレート使って焼肉はどう?」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

常にアサーティブでいなくちゃと意気込む必要もなくて,
お互いを大切にしようとする会話が少しでも出来たなら…
その「存在の肯定」を体感できるだけで幸せなのでしょう.

今回は参考にしたのは,田中崇恵さんの講演です.
ありがとうございました.

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