【YouTube】鉛筆画の世界


Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

古谷振一さんの鉛筆画を参考にして,人物画を時々描きます.
YouTubeのチャンネル“shtt4881”で配信中.

被写体の毛髪や皺の一本一本まで見抜き,その光を捉えた人物画.
まるで写真のようで,被写体の魂すら宿っているように感じます.
『ぶらり途中下車の旅』によると,アトリエは富山市にあるそう.

モデルが,人間の内面まで感じさせる表情を顔に備えて,
写真家が,モデルの顔に表れた一瞬の表情を永遠に留め,
その全てを受けとめた鉛筆画家が,腕と鉛筆で表現する.

努力や才能といってしまえばそれまでですが,
ひとりの人間が持つ良さを見抜きそこから影響を受ける人がいて,
さらにその影響が伝播していく「存在の肯定」の連鎖を感じます.

カテゴリー: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/category/video/" rel="category tag">映像 Video</a> タグ: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/youtube/" rel="tag">YouTube</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e3%80%8c%e5%ad%98%e5%9c%a8%e3%81%ae%e8%82%af%e5%ae%9a%e3%80%8d/" rel="tag">「存在の肯定」</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e5%af%8c%e5%b1%b1/" rel="tag">富山</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e9%89%9b%e7%ad%86%e7%94%bb/" rel="tag">鉛筆画</a> コメントする

“Jerry” & “Jackie”(Max Gilardi, 2009)


Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

YouTubeでhotdiggedydemonさんの”Jerry”と”Jackie”を見つけました.

このチャンネルを一見すると,暴力的でうるさい作品が並ぶばかりで,
日本メディアのパロディもその中にあり,見過ごしそうになりますが…

オリジナル作品の”Jerry”シリーズ,中でも”Jerry”と”Jackie”は
言語を削っており,日本人にも通じるテーマを内包しています.

まず1作目の”Jerry”を中継.

次に3作目の”Jackie”を中継.

同シリーズの他作品にも関連性はあるのですが,言語に頼っているために
少しうるさく上記2作品のような魅力に欠けるので,ここでは割愛します.


日本では治安が比較的改善されており,ここまで露骨な話は少ないですが,
男女の金と身体が対になって語られるのは,良くも悪くも日常茶飯事です.

どれだけ人間として惹かれあった者同士でも,共同生活を望むのなら,
金と身体の問題を避けて通ることは難しく,言葉を尽くしたところで
「金(身体)が目的なのかも」という疑念がふと湧いてしまうことも.

単調な毎日を繰り返すうち,自分が利用されているようにしか感じられず,
人間としての自信を失い,酒や薬などの快楽に溺れ,死に向かう人もいる.

日々加速する現代において,他人はもちろん自分に対しても,
その存在を肯定し支えられるような態度をとり続けていたい.

カテゴリー: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/category/video/" rel="category tag">映像 Video</a> タグ: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e3%80%8c%e5%ad%98%e5%9c%a8%e3%81%ae%e8%82%af%e5%ae%9a%e3%80%8d/" rel="tag">「存在の肯定」</a> コメントする

『ポテチ』(中村義洋, 2012)


Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

映画『ポテチ』(中村義洋, 2012.5.12)を観ました.

空き巣が稼業の青年.彼の発見が周囲の世界観を少しだけ変える.
伊坂幸太郎原作の小説を,仙台市を舞台に,愛らしく描いた映画.

常識なんて薄っぺらい.知ったか振りなんてしなくていい.
知識を持つことも大事だけれど,無知だからこそ生まれる
発見と共感がある.常識は「存在の肯定」を覆す敵なのだ.

今を生きていられたら,昔とか理由とかどうでもいい.
どの道を選んでも,そこでしか味わえない幸福がある.

カテゴリー: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/category/video/" rel="category tag">映像 Video</a> タグ: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e3%80%8c%e5%ad%98%e5%9c%a8%e3%81%ae%e8%82%af%e5%ae%9a%e3%80%8d/" rel="tag">「存在の肯定」</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e4%b8%ad%e6%9d%91%e7%be%a9%e6%b4%8b/" rel="tag">中村義洋</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e4%bb%99%e5%8f%b0/" rel="tag">仙台</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e4%bc%8a%e5%9d%82%e5%b9%b8%e5%a4%aa%e9%83%8e/" rel="tag">伊坂幸太郎</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e6%96%89%e8%97%a4%e5%92%8c%e7%be%a9/" rel="tag">斉藤和義</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e6%bf%b1%e7%94%b0%e5%b2%b3/" rel="tag">濱田岳</a> コメントする

『家族ゲーム』(森田芳光, 1983)


Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

映画『家族ゲーム』(森田芳光, 1983.06.04)を観ました.

同じ食卓についているのに言葉を浪費するだけで,向き合おうとしない家族.
そこへやって来た他人の家庭教師がもたらす「爆発」を描いたコメディ映画.

社会生活を送っていると,会社や学校だけでなく家庭内でも役割が与えられる.
その役割を演じるために仮面を被り続けていると,そのうち何も感じなくなる.

その仮面を外しても良いんだよ,と許してくれるのが「家族」ではないか.
葛藤もあるだろうけど,RPGでは味わえない「存在の肯定」がそこにある.

カテゴリー: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/category/video/" rel="category tag">映像 Video</a> タグ: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e3%80%8c%e5%ad%98%e5%9c%a8%e3%81%ae%e8%82%af%e5%ae%9a%e3%80%8d/" rel="tag">「存在の肯定」</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e6%a3%ae%e7%94%b0%e8%8a%b3%e5%85%89/" rel="tag">森田芳光</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e7%94%b1%e7%b4%80%e3%81%95%e3%81%8a%e3%82%8a/" rel="tag">由紀さおり</a> コメントする

『聲の形』4巻(大今良時, 2014)


Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

漫画『聲の形』4巻(大今良時, 2014.06.17)を読みました.
僕がページをめくる手を止めてしまった言葉をメモ.

わかってたよ その方がラクだもんね
弁解するよりすべて認めちゃった方が(中略)
あんたは5年前も今も変わらず私と話す気がないのよ!!
− 第28話 返信 より −

心のエネルギーの向きが違ったために起きた,心のすれ違い.
相手に向き合うとは,存在を肯定するとは,どういうことか.
メッセージに込められた熱を,反射するのか,反芻するのか.

なんで関係あるんだよ
関係…あると思いたい
後悔したくないから
− 第30話 支え より −

Where there’s a will, there’s a way.

お母さんはまた今日から変わると思う
ゆづが気がつかなくても
− 第32話 ガムシロ より −

他人はよく分からない存在だけれど,
同じ時間を過ごした事実だけは確か.
自分とは違っても何かを感じている.

カテゴリー: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/category/book/" rel="category tag">読書 Book</a> タグ: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e3%80%8c%e5%ad%98%e5%9c%a8%e3%81%ae%e8%82%af%e5%ae%9a%e3%80%8d/" rel="tag">「存在の肯定」</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e5%a4%a7%e4%bb%8a%e8%89%af%e6%99%82/" rel="tag">大今良時</a> コメントする

『ねぇママ あなたの言うとおり』(amazarashi, 2013)


Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

アルバム『ねぇママ あなたの言うとおり』(amazarashi, 2013.04.10)を聴いたので,直観をメモ.

  1. 風に流離い
  2. ジュブナイル
  3. 春待ち
  4. 性善説
  5. ミサイル
  6. 僕は盗む
  7. パーフェクトライフ
カテゴリー: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/category/music/" rel="category tag">音楽 Music</a> タグ: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/amazarashi/" rel="tag">amazarashi</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e3%80%8c%e5%ad%98%e5%9c%a8%e3%81%ae%e8%82%af%e5%ae%9a%e3%80%8d/" rel="tag">「存在の肯定」</a> コメントする

『爆弾の作り方』(amazarashi, 2010)


Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

アルバム『爆弾の作り方』(amazarashi, 2010.06.09)を聴いたので,直観をメモ.

  1. 夏を待っていました
  2. 無題
  3. 爆弾の作り方
  4. 夏、消息不明
  5. 隅田川
  6. カルマ
カテゴリー: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/category/music/" rel="category tag">音楽 Music</a> タグ: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/amazarashi/" rel="tag">amazarashi</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e3%80%8c%e5%ad%98%e5%9c%a8%e3%81%ae%e8%82%af%e5%ae%9a%e3%80%8d/" rel="tag">「存在の肯定」</a> コメントする

DESC法|気持ちにひと工夫


Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

言葉を重ねれば重ねるほど,他人から遠ざかっていく感覚に襲われる…
言いたいことが言えない一方,言わなくていいことを言ってしまう…
他人の言動にストレスを感じて,どうしてよいか分からなくなる…

…こんな時に使えそうなコミュニケーションのモデルを見つけました.


どれだけ頑張っても,変えられるのは自分の言動だけなので,
まずは自分のコミュニケーションの仕方を分析してみます.

  1. 閉塞的    : 自分の主観を抑えて,相手を立てる
  2. 攻撃的    : 自分の主観を宣言し,相手を抑える
  3. アサーティブ : 互いの意見を尊重し,譲りあいを目指す

高校卒業までは1をしてばっかりだった僕でしたが,
大学入学からは2を鍛えないとやっていけませんでした.

1と2を交互にすればバランスがとれるわけではなく,
コミュニケーションが上手くいかない場面が存在します.

距離を図りあう他人同士が親睦を深めていくためには,
3が必要なのだと,今日ようやく思い至りました.

アサーション(3の態度)について整理します.

  • 誠実:相手に対してだけでなく,自分の気持ちにも向き合う
    • 自分の感情や思考を把握する必要がある
    • 自分の中で自由に吐き出してみる
    • 時間があるなら書き出してみるいいかも
  • 対等:相手が誰であっても,人としては対等であると考える
    • 思い込みに縛られていないか振り返ってみる
    • 相手がどう思うかは相手の決めること
    • 相手に影響を及ぼそうなんて烏滸がましい
  • 率直:相手に分かるように,気持ちや要求をきちんと伝える
    • 肯定的に切り出してみる
    • 全てを一気に言う必要はない
    • 即時解決に拘らず短時間で切り上げる
  • 責任:自分の言動によって起こる結果に対して,責任を持つ
    • 考えを途中で変えてもいいし失敗してもいい
    • 大切なのは”I”メッセージ
    • 人のせいにしないで自分”I”を主語にして伝える

アサーションを用いることで,無理に性格を変えようとせずに,
「自分がどう感じて」「相手にどう伝えるか」の積み重ねを意識すれば,
円滑な人間関係を構築し,日々のストレスを軽減することが出来そう.

アサーションの実践を目指したDESC法について,ステップ毎にまとめます.

  1. Describe:事実を客観的に指摘する
    • 事実のみを客観的に簡潔に述べる
    • 相手の意図や性格には言及しない
  2. Express & Empathize:気持ちや考えを表現する
    • 攻撃的になって相手を責めることはしない
    • 共感や自分が改善できることも伝えてよい
  3. Specify & Suggestion:要望を具体的に提案する
    • 現実的に出来そうなことを具体的に提案する
    • 相手の性格を変えるようなことを望まない
  4. Choose & Consider:結果への対処を考える
    • 望ましくない結果についても想定しておく
    • 脅しにならない範囲で妥協案を提示してみる

最後に,具体例を紹介しておきます.

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

友達と4人暮らしのKさん.
今日の晩御飯を何にしようか,みんなで決めることに.
Kさんは一緒にご飯を食べたいんだけど,
絶賛金欠中のため,自炊したいと思っている.
そこにYさんが外食を提案する.

Y「今日は焼肉屋に行こう!」
K「焼肉か…¥5,000くらいかかるなぁ」
K「一緒にご飯食べたいけど,金欠で外食には行けないんだ…」
K「今日は家で晩御飯を作ろうよ」
Y「そっか…でも今日はがっつり肉食べたいなぁ」
K「うーん…じゃあさ,ホットプレート使って焼肉はどう?」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

常にアサーティブでいなくちゃと意気込む必要もなくて,
お互いを大切にしようとする会話が少しでも出来たなら…
その「存在の肯定」を体感できるだけで幸せなのでしょう.

今回は参考にしたのは,田中崇恵さんの講演です.
ありがとうございました.

カテゴリー: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/category/intelligence/" rel="category tag">智恵 Intelligence</a> タグ: <a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e3%80%8c%e5%ad%98%e5%9c%a8%e3%81%ae%e8%82%af%e5%ae%9a%e3%80%8d/" rel="tag">「存在の肯定」</a>、<a href="http://octopuswiener.com/weblog/tag/%e5%bf%83%e7%90%86%e5%ad%a6/" rel="tag">心理学</a> コメントする