“Sous le Sable”(François Ozon, 2000)


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映画“Sous le Sable”(François Ozon, 2000.09.11)を観ました.

結婚25周年を迎えようという時に,突如夫が失踪する.
その不在に喘ぐ妻の心情を上品に描いたフランス映画.

有り余る存在感が万物となって愛する人を満たす.
その人の重みで穴の空いたような欠落感が生じて,
ブラックホールのように人を精神世界へ引き込む.
ただし幻はいかにリアルな状況下でも何もしない.

パートナーの微妙な変化に気づいた時どうすべきか.
御座なりの理由を想定して深入りしないでおくのか,
慢性的な原因に怯えつつ勇気を出し聞いてみるのか.
どちらが正解なのかは時間ですら解決してくれない.

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