ビートについて その1


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作詞 習作#02『ビート』のページで表現した内容について考えていると,
『ビート』が僕の世界観の中枢を成しているように思えてきたので,
これから少しずつ今まで経験してきたことの再構成に挑んでみます.

ビートについてのおぼえがき,第一弾.
今回は『ビート』が生まれたきっかけと着想について.


  • amazarashiの『後期衝動』
  • 谷山浩子の『まもるくん』

この2曲を聴いていて何か共通するものがあると感じて,
アンサーソングとして詞を作ろうと思ったのがはじまり.

理想を抱きながらも現実世界でモヤモヤした違和感があって,
それに何とかして対処しようとする人々の姿が見え隠れする.
この違和感が様々なレベルで至る所に存在していて,
何とか対処し続けている人が「社会人」と呼ばれる.

頑張って対処しようとするんだけど,どうしても無視できない.
「考えすぎだよ」「もっと気楽に」と言われても無視できない.
頭で分かっていても,気になってしまうんだから仕方がないの.

暴走する自分の中に化け物じみた存在が時々うごめいていて,
幸せに手が届きそうな瞬間,活発になるのが特徴らしいです.

ビートが生み出す気持ち悪さは不快感である一方,
新しいステージへの原動力でもある.これが重要.
社会人は胸中に居座るビートと上手く付き合って,
服従したり無視したりを繰り返しているんだろう.

理想を捨て去れば不快感も生じ得ないが,そう簡単にビートは殺せない.
無理に白黒はっきりさせようとすると最悪の場合,自殺願望が立ち昇る.
結局はビートと上手く付き合っていくしかないわけで,
その方法を今までの経験を元に模索しようと思います.


勝手に成長する自分のビートとの付き合いに慣れたとき,
他人のビートとも上手くやっていけるのかもしれません.
その時やっと,「存在の肯定」が実現できるのでしょう.

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