作詞 習作#02『ビート』


Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/rhapsodia/www/weblog/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524

モヤモヤが止まらないので,作詞をしてみました.
いい感じの出来ですが,予告なく手を加えるかも.


東京の大学へ通うため 奈良の田舎を旅立った
初めての独り暮らし 大変だが気ままで楽しい

でも最近 僕以外の誰かが居ることに気付いた
どうやら五感ではその存在がつかめないらしい
僕の感情が動く時だけそこに居るのだと分かる
いつも唸るので ビートと命名することにした

厄介なことにこいつは学校や職場について来る
友達や恋人との会話の最中だろうが 関係ない
熱中しようとした途端 存在感を発揮しやがる
こいつのせいかな 僕がどこか冷めているのは

うるさい 少し黙ってろ 今詩を書いてるんだ

でも 同時にいい仕事もする憎めない奴なのさ
通り過ぎる風景に潜むささやかな邂逅が嬉しい
悪意に先手を打って危険から身体を守らないと
教科書に載ってないことを 全部教えてくれる

理想を強く掲げ 現実との些細な違いにも敏感
神や仏 天使や悪魔 そう呼ぶ人もいるだろう
お節介が過ぎて 人間を迷路に導くことも度々
他でもない僕にだけ 絶望も希望も等しく映す

やっと静かになった この詩の完成も間近だな

そうか 僕は君とずっと一緒に生きてきたんだ
敵でもあり 味方でもあったね 大変だったよ
大人を目指す僕が 君を無視するかもしれない
それでも ここに居て 構わず唸り続けてくれ

君が居たから 不思議と独りが寂しくなかった
ねえビート 君はどこから生まれてきたんだい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です