『もっと超越した所へ。』(月刊「根本宗子」第10号)


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演劇『もっと超越した所へ。』(月刊「根本宗子」第10号)を観てきました!
参考資料として,劇場にて配布されていたフライヤーを引用しておきます.

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根本宗子さんが描く,日常に転がっている正義と正義の衝突.
男女(LGBT)の関係では相手に近づきたいと思うからこそ,
「他人と分かり合えない」歯がゆさが顕になってしまいます.


上演中の直観をメモしておきます.

「親友」として付き合えば歯がゆさから逃れることが出来るのに,
「交際」を選ぶのはその人との永い共同生活を意識しているから.

共同生活では常に取り繕っているわけにもいかず「素」が出るので,
自分では想像もしていない相手(自分)に必ず向き合うことになる.

それは相手にとっても同じことで,互いに覚悟が必要になる.
プライドが高いままだと,自己中心的になり自己嫌悪へ至る.

性交渉や容姿に意識を向けた「交際」は,この覚悟が不要だと
一時的に錯覚させてくれるけど,決して長続きすることがない.

そんな簡単には出来ないけれど,この覚悟を背負ってでも
相手と自分の世界に触れたいと思うから「交際」を求める.

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