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人間・環境学会の第107回研究会（＠近畿大学東大阪キャンパス）に参加してきました．
《ロボットはいかなる環境になりえるのか？：その可能性と課題》がテーマ．
気になったテーマが幾つかあるので，メモしておきます．

また下記6名のうち，久木田水生さんを除く5名の
共著で『ロボットの悲しみ』を出版されています．

• 松本光太郎さん（茨城大学）
  “Intelligence without Representation”（Brooks Rodney A., 1991）
  “Roomba”（iRobot）
  「人間とロボットの間の相互視点」
• 久木田水生さん（名古屋大学）
  “Alone Together”（Sherry Turkle, 2011）
  「ロボットに対して感じる人間性」
  「人間に対する数値処理的な認識」
• 小島秀樹さん（宮城大学）
  “My Keepon”（CareBots Project）
  「情報量の少ないモノのデザイン」
  「社会的行動を引き出すロボット」
• 岡田美智男さん（豊橋技術科学大学）
  “Sociable Trash Box”（ICD lab.）
  「機能過多が生む受動性と無力感」
  「人に助けを求める弱いロボット」
  「機能をなくす引き算のデザイン」
• 麻生武さん（奈良女子大学）
  『AIの衝撃』（小林雅一, 2015）
  「ロボットを結ぶインターネット」
• 浜田寿美男さん（立命館大学）
  「帝銀事件にみる虚偽自白の問題」
  「自分と一緒に体験した他者に感じる歴史性」
  「出会うまでは偶然，出会ってしまえば必然」

ありがとうございました．