『娚の一生』3巻(西炯子, 2010)


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漫画『娚の一生』3巻(西炯子, 2010.03.10)を読みました.
僕がページをめくる手を止めてしまった言葉をメモ.

ひとりでなんでもできると思てる
その思い上がりが信用ならんということなんや
組む相手なんか誰でもええんや ほんまはな
好きなら余計いい それだけのことや
− 第14話 発電前夜 より −

今は一家族にみえる両親も,元はと言えば赤の他人だった.
そんな他人同士が共同生活するなんて,とても大変なこと.
それでも,ひとりでしか生きられないなんてのは寂しいよ.

君はひとりで生きていったらええ
ぼくもひとりで生きていく
ふたりして ひとりで生きていこや……
− 第15話 昔の男 より −

「幸せ」を感じる瞬間は,男女関係にだけあるわけじゃない.
とはいえ「必ず君を幸せにする」なんてのは,おこがましい.
それでも結婚を意識するのは,一緒に同じ「幸せ」を目指すというより,
自分とは違う「幸せ」を隣で感じられる生活がしたいからなのでしょう.

この漫画を原作にした映画『娚の一生』はこちらです.

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