異世代シェア居住


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大学進学に伴い上京してから,県人寮を経てルームシェアという
血縁関係にない他人との共同生活を経験してきました.

こういった住環境に慣れてしまったせいか,次の住居を探すにあたって
一人暮らしをする気になれず,他人と住む方法を現在模索しています.

そんな中「異世代シェア居住」に出会いました.
以下,後述の論文から要点をつまんで紹介します.


共同生活を「単身者」を分類して考えてみるのがポイント.

  1. 「結果的単身者」
    環境の変化により一人暮らしとなった者
  2. 「選択的単身者」
    自らの意思で単身居住を選択している者

県人寮やルームシェアが,選択的単身者同士の集合居住であるのに対し,
異世代シェア居住は,結果的単身者と選択的単身者による居住だと言えます.

例えば,子供が独立し旦那様を亡くされた年配の女性と
未婚である学生の僕が一緒に住む,というような事例.

「ホームシェア」という,住宅を所有している結果的単身者の空室を活用し,
仲介業者を通じて入居する選択的単身者を決定する形態があるそうで,
各単身者が抱える課題を補完しあって生活をしている事例があります.

世代が違うことによる難しさがある一方で,
違うからこそ気楽に付き合える部分もある,というのが面白そう.


共同生活って何だろう…と考えてましたが,こういうことでしょうか.

空間的・経済的な合理性に加えて,結果的にシェアの恩恵も得られる.
共助的な関係が「自然と」できる.

今回参考にしたのは,宮原真美子さんの論文です.
ありがとうございました.

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